わんにゃん日記

続 健診のお話

掲載日 : 2018-05-29

前回 春の健康診断のお話をしましたが

今年 健診をうけたワンちゃんで 異常が発見された仔の
お話を紹介します

今年の8月で3歳になる柴犬のF君

まだ非常に若い子なので 通常はフィラリアの検査のみで
5歳過ぎたら 血液検査をお勧めするのですが
F君の飼い主さん とても可愛がってみえるので
血液検査だけでなく 検便と尿検査も ご希望でした

予想通り 血液検査ではどこも異常はありませんでした
検便も 寄生虫は陰性

ところが 尿検査で 尿の中に結晶(ストラバイツ結晶)が
見つかってしまいました

いままで特に膀胱炎の症状もなく 外見からは何も異常は
なかったのですが
検査をしてみたらビックリ!! という感じでした
このまま知らずに放置しておいたら 近いうちに膀胱炎を発症したり
場合によっては 膀胱結石や尿道結石で手術が必要なことに
なったかも知れません

ストラバイツ尿石症は 食事療法で対処することができるため
早速 F君は尿石症用の療法食に変更され
今のところ 何の症状もなく元気に過ごしています



    
リン酸塩結晶 (ストラバイツ)
若いワンちゃん・ネコちゃんに多く アルカリ尿中でできる
食事療法で溶かすことができる
大きな結石になってしまうと 手術が必要となります

シュウ酸カルシウム結晶
比較的歳をとったワンちゃん・ネコちゃんに多い
食事療法で溶かすことができないため 結石になってしまうと
手術で取り出すしか方法がありません
食事でできにくくすることはできる

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